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こんにちは!
みなさん、「縁切り」や「タスぺーサー」はあまり聞きなれない用語かもしれませんが・・・
屋根塗装においてはこの2つは割とよく耳にする言葉なのです!
知っていると見積もり時にも一目置かれ、話もスムーズに進みやすいと思います(^^)/
どうぞご覧ください。
縁切りとは・・・??
⇒スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)の塗替え時に必要な作業になります。
「屋根材」と「屋根材」の間に隙間を作っていく作業
と想像していただけるとわかりやすいと思います。
そして、その作業を行う道具=タスぺーサー
と呼ばれるものです。
従来はカッターを使用していることが多かったのですが、今はタスぺーサーを使う人が多いようです。
でも、屋根と屋根の間に隙間を作ると雨漏りするんじゃないの?と思いますよね・・・?
実は屋根と屋根との間に隙間がない事の方が、逆に危険なのです。
なぜかというと⇒雨水の排出先がなくなってしまうのです!!
屋根の劣化要因となに?はコチラ☆☆
《雨漏りを防いでくれる》
先ほどの通り、縁切りを行う最も大事な理由は、雨漏りを防いでくれるため です。
雨水は、構造上どうしても屋根材の下に、強風時・大雨時など予期せぬ事態で雨が降ったとき入り込んでしまいます。
なので、浸入した雨水をいかに排出させるか?が重要なポイントになってきます。
縁切りが必要な、スレート屋根材の表面には溝があって、その溝が屋根材の下に侵入した雨水を普段排出してくれています。
ですが、屋根塗装を行うことによって、その溝を塗料で塞いでしまうことがあり、そうすると逃げ場をなくした雨水が屋根の下地に侵入してしまい、腐食や雨漏りの原因になり兼ねないのです。
タスぺーサーとは・・・セイム社から販売されている商標登録されている商品の名前です。
主に黒が使われることが多いです。
タスぺーサーは下塗りが終わった段階で、屋根と屋根の間に入れることで隙間を作っていきます。
タスぺーサーを使うことで、隙間を確保することができるので、カッターにより縁切り作業は必要なくなります。
●カッターを使用した縁切りよりもタスぺーサを使う方が時間がかからない!
●時間がかからないということは、人件費を抑えられる!!
●キレイに塗装した箇所を汚すこともない!!!
だからカッターの縁切りよりも、いいとこづくしのタスぺーサ挿入で縁切り作業を行う業者が多いんですね~。
ですが、例外もあります。
⇒屋根に4mm以上の隙間がある場合は縁切りによりタスぺーサー挿入の必要はありません。
隙間が広いので、タスぺーサーを使っても固定されずに落ちてしまうのです・・・
他にもお家の屋根の状況や条件によってタスぺーサーが必要な場合、必要じゃない場合があります。
タスぺーサーが必要ない塗装とはいえ、決して手抜きをしているということではないことご理解いただければと思います。
タスぺーサーを挿入中です
挿入後はこんな感じです
挿入後を拡大してみました
【タスぺーサー施工完了後】
よーく見ると、タスぺーサーが入っているのがわかります!
小さいタスぺーサーですが、いい仕事してくれます☆
簡単な説明でしたが、内容を少しでも理解し、お見積もり時に役立てて頂けたら嬉しいです。
縁切りやタスぺーサーはどういうときに必要になるか?必要ないのか??
当社は、見積もり時にお客様が納得されるまで何回でも丁寧に説明させていただきます。
気兼ねなく、なんでも質問してください(^^)/