塗装の種類にはこのようなものがあります。

●　アクリル塗料

軽量で色をくっきり見せる効果があり、コスト面も抑えやすい。紫外線に弱く耐用年数が短い。

●　ウレタン塗料

アクリルよりも防水性・耐水性に優れた塗料で、比較的安価。戸建住宅を中心に幅広い建物に使用される塗料。密着性にも優れており塗装の剥がれた箇所などにも最適。

●　シリコン塗料

ウレタンよりも耐久性・耐候性・仕上がりの良さに優れた上質な塗料。弾性にも優れているので小さなひび割れが起きても防水性を損なわない。耐用年数が長く、コストパフォーマンスが良く現在もっとも人気な塗料。

●　フッ素塗料

耐久性・耐候性・撥水性に優れているが、汚れやすい欠点もある塗料。見た目の光沢の美しさもあるが、価格がもっとも高いため一般住宅ではそれほど普及していない。

●　断熱・遮熱塗料

熱の原因となる赤外線を効率よく反射させることで熱エネルギーの影響を少なくする事ができるのが遮熱塗料。通常の塗料より内部に熱が伝わる時間を遅らせて進行する熱を遮断するのが断熱塗料。

●　光触媒塗料

新しく登場したばかりの塗料で自然の力を使ったセルフクリーニング機能がある。他の塗料より汚れがつきにくく、耐用年数も約２０年と長い。ただし、立地によっては効果を発揮できない。

塗料を選ぶ際は、目的・環境にあった塗料を選ぶことが大切です。

■　予算

いくらまでだせるのか？

■　塗装の範囲

屋根や雨戸、雨どいなども塗るのか？

■　付加機能

遮熱・断熱・防水・光触媒機能などは必要か？

■　色

どんな色調の外壁にしたいのか？

■　修繕箇所

特に気になっている箇所があるか？

■　メンテナンス期間

耐久年数はどれくらいを期待するのか？

〈 カラー選びのポイント 〉

実際に塗装する外壁は広範囲になるので、見本よりもカラーの印象が強くなります。それを考慮した色決めをしていないと仕上がり後に「 イメージと違った 」「好みの色ではなかった」という失敗に繋がってしまいます。

カラーを選ぶ際は、彩度と明度のトーンをワンランク落として考えると良いでしょう。

塗料の特徴と合わせて、地域の環境にあった塗装選びをしないと塗装がすぐに剥がれてしまいます。

例えば、海の近くの建物では「 塩害 」の影響が強く、通常の塗料ではすぐに剥げてしまうので塗り替えのメンテナンス費用が高くついてしまいます。この場合はフッ素等耐久性の強い塗料を選ぶ必要があります。

トラブルを防ぐためには塗料の知識も身につけておきたいものですね！

福岡市だけでなく、古賀市の現地調査なども行っております。

住宅の外壁・屋根塗装のリフォームをご検討中の方は「 街の外壁塗装やさん福岡店 」までお気軽にお問い合わせください。