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こんにちは。まだまだ暑い日が続きますね~。
暦の上では秋です!秋になる気配はまだ先のようですが・・・。
年々時が過ぎるのはあっという間だと感じる毎日です~。
筆者も30代半ばを迎えており、最近は若い人の流行りというものになんとかついて行こうと必死にあがいております(笑)
今日は、近年若い人に人気急上昇中の”ガルバリウム鋼板”について調べてみました(^^)/
ずばり!!
ガルバリウム鋼板とは⇒・・・合金めっき加工を施した金属の板のことなんですね。
以前の亜鉛メッキ鋼板に比べ、サビに強く耐久性・耐食性共に優れた金属素材になります。
従来の金属屋根素材のトタンは亜鉛のメッキ合板という単純な造りでしたが、トタンにアルミを加え強化したのが、ガルバリウム鋼板となります。
ガルバリウム鋼板、徹底調査スタートです(^^)/
塩害にも強いガルバリウム鋼板についてはコチラをご覧ください⇈
【耐久性に優れている】
⇒亜鉛鉄板の犠牲防食機能(亜鉛が犠牲となり代わりに腐食することによって鉄の腐食を食い止め防止させる効果のこと)、アルミ本来の長い期間の耐久性を合わせ備えているため、以前のトタン屋根と比較して3~6倍の耐久性に優れています。
【耐熱性が高い】
⇒ガルバリウム鋼板の、鋼板上に「亜鉛43%・アルミ55%・シリコン1.6%」の合金の層があります。熱により強くできているアルミが一番多く含まれていますので単純な亜鉛だけの鉄板よりもっと耐熱性に優れていると言えます。
【耐震性に優れている】
⇒ガルバリウム鋼板は、1~3mm程度しかしかないとても非常に薄く、重量も瓦の10分の1程しかなくとても軽量化されている素材になります。屋根自体の重さが地震などの災害の際に家の耐震性に影響を及ぼします。
【加工しやすい】
⇒ガルバリウム鋼板はメッキ層の部分が柔らかく出来ていますので、複雑な形などに折り曲げるが出来てお好みの形状に屋根をカスタマイズすることが可能です。近年では、表の面にフッ素やポリエステルなどの樹脂をコーティングして紫外線対策を強化した商品なども開発販売されております。
良い点がたくさんある一方、もちろん悪い点もあるのが現状です。
施工した後にこんこともあったの??と後悔しないようご紹介させていただきます!
【断熱性が低い】
⇒コロニアル等のスレート瓦の屋根材自体に元々断熱性能があるのですが、ガルバリウム鋼板自体は金属になりますので屋根材自体には断熱性能が備わっていません。
その為、屋根材の裏や下に断熱材を別途施工する工事が必要になる場合が多いようです。断熱工事費用も計算しておくとよいでしょう。
【防音性が低い】
⇒金属素材のガルバリウム鋼板は、コロニアル等のスレート瓦と比較するとどうしても防音性に劣ってしまいます。防音材を下地に敷くなどのオプションで加工をしておかないと、雨の日の雨音が大きく聞こえてしまう可能性があります。こちらも別途かかる費用として計算しておかなければなりません。
【アルカリ性に弱い】
⇒耐久性にはとても優れているガルバリウム鋼板ですが、アルカリ性に弱いという弱点があり注意が必要になります。
枯葉は木くず、木材などが長期間着いた状態のままだとガルバリウム鋼板自体が変色したり変質する恐れがあります。※木材に含まれる”木酢液”と呼ばれる酢酸が原因となります。
自宅や近隣の家の庭などに屋根にかかってくるような大きめの植物がある家の場合は定期的なメンテナンスが必須になってきます。
スレート瓦(コロニアルについて)はコチラをご覧ください。
【勾配がないデザインには向かない】
⇒一般的にデザイン性が高くおしゃれと言われているガルバリウム鋼板ですが、実は雨などで鋼板の上に水溜まりが出来てしまった場合などは浸水してしまう可能性があり勾配がないデザインの屋根や平屋根には不向きと言われています。
ガルバリウム鋼板を素材として選択する際は水溜まりが出来やすいような形は避けるようにしましょう。
家庭でも簡単にできるメンテナンス方法は⇒”水かけ”です!
頻度としては、3カ月~1年に1回くらいで大丈夫です。泥汚れなどを落とすことが大きな目的になりますので高圧洗浄でやる必要はありません。
ささいなことですが、やるとやらないでは何十年後には大きな差になっているかもしれません。
ガルバリウム鋼板は金属屋根の中では、錆びにくい特長だったり、耐久性・耐食性にとても優れた素材になります。
ですが経年劣化というものはどの素材でも避けては通れません。
様々にある素材の中でお客様に合った屋根素材・外壁材を提案を多くのお客様にお手伝いを当社に任せていただければ幸いです(^^)