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みなさんのお家は築何年ですか?
築年数の経過とともに様々な劣化症状が外壁のいろんな箇所に出てきます。
モルタル外壁やサイディング外壁に塗装をして5~10年以上経過し、外壁に触れると手に白い粉がついてくることがあります。
このような現象をチョーキング(白亜化現象)と呼びます。
まず、外壁や屋根に使われる塗料の成分は3つの成分で構成されています。
色などを付ける【顔料】、外壁や顔料を保護し美観・機能を守る【樹脂】、それらがうまく機能するように、そして塗りやすくするための【添加物】。
この3つです。
耐久性の高さの違いはこの中の樹脂の種類によって決まっています。
この3つを混ぜ合わせた塗料にシンナーや水を混ぜて溶かし(※油性塗料・水性塗料になる)、外壁や屋根に塗るというのが基本的な構造になります。
もちろん断熱塗料であれば断熱となる元を混ぜ、無機塗料であれば無機物を混ぜ機能の向上を図ります。
チョーキングの原因の一つは、この顔料が劣化により粉に戻ってしまい表面で粉化してしまった状態です。
しかし、チョーキング現象は自然劣化だけが原因ではないこともあります。
それは…施工不良です。
施工不良の例としては…
●汚れをしっかり落とすための高圧洗浄ができていない
●塗料がしっかり混ざっていない
●適切な塗料を塗ってない …などがあります。
塗装工事をして5年以内にチョーキング現象が起きたら施工不良と捉えてください。
外壁が紫外線に当たりやすく・海岸近くで塩害を受けやすい住環境はチョーキング現象が早めに起きやすいといわれています。
福岡県は海に沿った市町村が多く塩害を受けやすい土地柄でもあります。
そのためチョーキング現象が出たら早めに業者に見てもらうことが重要です。
チョーキング現象を放っておくと外壁自体の劣化が進み防水機能が落ちてしまうからです。
【洗浄】
チョーキング現象によってでた白い粉はしっかり塗装工事を行う前に必ず洗浄しなければなりません。
【下塗り】
チョーキング現象が出ている外壁の表面は粉化によって劣化が激しくなっています。
そのため、きちんとした下塗り作業を行わないと新しい塗膜の寿命に大きな影響を与えてしまいます。
チョーキング現象に気付いたら早めに外壁塗装メンテナンスを行うことが大切です。
外壁の塗り替えのタイミングはお家からのサインが出ています。
チョーキングだけでなく、ひび割れや色褪せ、汚れや錆・コケなど…
大切なお家を長く綺麗に保つため、お家から出ているサインを見逃さず、信頼できる業者で塗装メンテナンスを行いましょう!!