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こんにちは!
今回は…
最近ではあまり見かけることも少なくなった建築素材「トタン」のメンテナンスについてのお話です(^-^)
1970年代~1990年くらいまではお家の屋根や外壁でトタンを使われることもありましたが近年では少なく、皆さんが見かけるのは倉庫などの建物ではないでしょうか?
見かけるトタンの建物も多くは古くなりメンテナンスが必要な状態です。
「トタン」の建物のメリットやデメリット。塗装メンテナンスについて最適な方法をご紹介します(^_^)/
トタンと言えば…「錆びやすい」と考える方も多いと思いますが、
本当は錆びにくくするために亜鉛でめっきされた鋼板なので普通の鋼板よりは錆びにくいんです!
錆びているのはメンテナンスを怠っているからなのです!!
めっき鋼板ですので、最近目にするようになったガルバリウム鋼板の先祖と言っても過言ではありません!ガルバリウムも錆に強いと周知されていますし、これまで100年以上に渡って使用されている建材なのでメリットも十分あるのです!(^^)!
トタンには安くて軽いというメリットがあります。
鋼板を加工して薄くし亜鉛でメッキ処理したもので下地の鋼板もメッキ成分も比較的安いのでス。薄く加工しておるということは重量も軽い。ということになります。
また、めっき成分の現象は水分によって起きるので塗装によって保護することで15~20年の耐用年数があるといわれています。
(めっき成分の現象=錆の進行)
鋼板の熱伝導率が非常に高いため、夏場になると表温度が80℃と高くなり直に伝わってくるためとても暑くなります。
また、外壁や屋根に設置する際には切ったり削ったりと加工が必要になるため、その部分から錆びやすくなってしまうのです。
他にも外部からの雨などの水分だけでなく、内部に結露が生じてしまうと裏側から錆びるということもあるのです。
トタンのデメリットである「暑さ」への対策は表面温度を約20度低下させ室内を4℃ほど低下させることが出来る遮熱塗料を使ったり、屋根葺き替えや屋根のカバー工法をする場合は遮熱機能を持つ防水紙を使用することです。
塗装する際にはケレン作業できちんと錆を落とすことが重要です。