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鼻隠し「はなかくし」とはいったいどこの部分の事を言うのでしょうか?
鼻隠しは住宅の屋根の下の先端の部分に横に長く設置されているところの事をいいます。
その部分に金具などを付けて雨樋【軒樋】が設置されるのです。
続いて、破風板「はふいた」は何も設置されていない屋根の先端の部分のところをいいます。
この部分には雨樋【軒樋】は設置されていません。
鼻隠しの役割とは………?
その①雨が降った際に雨水が屋根へ侵入してしまうのを防ぐためです。雨水が屋根へと浸入してしまうと雨漏りや腐食が起こってしまう恐れがあります。鼻隠しを取り付ける事により、垂木への雨水の侵入を防ぐという役割を果たしているようです。
その②見た目を美しく見せるためです。屋根の内側には垂木が設置されています。その垂木の切り口が見えてままの状態だと見た目もあまりよくありません。鼻隠しを設置する事により、垂木の切れ口も隠れるので見た目がとても良くなるという役割も果たしているようです。
その③雨樋【軒樋】を設置するためです。以前雨樋の重要性についてコラムを書かせていただきましたが、雨樋もとても重要な役割をもっているので、その重要な雨樋は鼻隠しを利用して設置されるのです。鼻隠しに雨樋を取り付けるための金具などを設置するのでこんな役割ももっているようです。
その④台風などの強い風から屋根を守り、屋根の強度を上げているようです。垂木の空間に台風のような強い風が吹き込むと屋根に負担をかけてしまいます。ですが、鼻隠しがある事により強い風が直接垂木の空間の隙間に入らないように風を防いでくれているという役割もあるようです。
破風板も鼻隠しと同様の役割があるようですね!!!
下の写真は福岡市南区平和にお住まいの方が外壁塗装を行った際に撮影した写真です。
外壁塗装を行うと鼻隠しと破風板も塗装されてとてもキレイになっていますね!
今回は鼻隠しについて調べてみましたが、ぱっと見ただけだとただ設置されているだけのように見えますが、鼻隠しにもしっかりとした役割があるようですね!
住宅にもいろいろな部位や名前などたくさんあります。
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